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オーストラリアのコアラさんは私たち人間が起こしている気候変動で苦しんでいる ?! | インド洋ダイポールモード現象

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今タイムリーな話題であるオーストラリアの森林火災。

SNSではすでに沢山のコアラの被害映像が流れいます。寄付を集める活動も盛んです。

わたしもコアラさん🐨が熱そうにしている映像は目にあまるものがあり、まずはきちんとなにが起こっているのか整理してみることから始めました。

 

今回のオーストラリア被害状況をまとめると、

  • 焼失面積が500万ヘクタール(Twitter ではオーストラリアの東海岸から南海岸にかけて8.4百ヘクタールが燃えたとあります。)
  • 23人が死亡
  • 1500軒以上の建物の焼失
  • 8000頭のコアラが焼死した可能性
  • オーストラリア全土で4億8000万匹の鳥・動物・爬虫類が犠牲になった可能性
  • 首都キャンベラの大気汚染レベルは世界最悪

参照:Yahoo ニュースよりhttps://news.yahoo.co.jp/byline/morisayaka/20200106-00157771

また今月1月4日にはシドニーの気温は、48.9度を記録しています。

 

今回の森林火災は気候変動が被害を拡大している?!

 

このことは私が探した限りニュースに書いてないんです。気温上昇はあるけど、それは気候変動が原因とは書いてない、

 

てことを念頭に以下読んでみてください。

 

ひとまず私自身、森林火災についてよく知らなかったので、まず森林火災についてまとめてみます。

そもそも森林火災とは、山や森林で広範囲にわたり発生する火災を言います。その原因は、自然発火と人為的な発火があります。

 

   1.自然発火

雷や火山の噴火が原因で発生する森林火災のことで、太古の昔から起こってきた現象であります。成長しすぎた森林が焼き落ちることで、新しい樹木が誕生できる自然のサイクルを作っていました。

   2.人為的な発火

焚火やたばこの不始末、放火、焼畑農業の営みによるものです。

 

参照: https://price-energy.com/column/1465

 

インド洋ダイポールモード現象が今回の森林火災を拡大化。

BBC気象予報士によると、

今回の大火災の要因はインド洋ダイポールモード現象であることが明らかになってきています。もともとダイポールモード現象は自然現象として起こります。

インド洋の西側(東アフリカ)

温かい海水が溜まる→雨量が増える→アフリカ東部で例年の3倍の雨量が降る→壊滅的な洪水が起こる。

インド洋の東側(オーストラリア)

冷たい水が集まり降雨を妨げる→季節風を遅らせる→オーストラリアの大半で観測史上最も雨の少ない春となる→乾いた地面は湿った地面より急速に熱くなる→日照時間の長い夏は特に太陽光は地面を温めて水分を蒸発→ただひたすら地表を熱するために使われる

 

結論

オーストラリアは異常な乾燥状態+南極の季節風の北上(自然現象として起こる)によって、森林火災が例年よりも増している。

 

オーストラリアの気温上昇は、気候変動が要因としていいのか、なんだか気候変動懐疑論者のようになってしまってるけど、はっきりと根拠となるデータを探してみます。

 

乞うご期待。

 

TOMO